今月号の特集は『カスタム至上主義～MAKE MOTORCYCLE MORE EXCITING～』です。数あるオートバイメーカーの中でも、ハーレーほどカスタムと密接に結びついているメーカーは少ないといえます。というのも、歴代のハーレーのラインアップを振り返ってみると、ユーザーの間で流行ったカスタムを採り入れて誕生したモデルが少なくないからです。最近でいえば、ツーリングモデルをベースにパフォーマンスを向上させる「パフォーマンスバガー」というスタイルがアメリカ西海岸を中心に流行していますが、それを参考にして誕生したモデルが、まさに2024年からラインアップに加わった「CVOロードグライドST」なのです。では、いま脚光を浴びているカスタムはどんなものなのでしょうか。そこで今月はカスタムの最前線に注目。近年カスタムショーを賑わせている「フリスコチョッパー」や「FXR」のカスタムをはじめ、依然として高い人気を誇る「スピードクルーザー」や「ネオチョッパー」、ビーチレースに端を発する土の匂いを感じさせる「ボバー」やジャンル分け不可能な「アルティメットカスタム」まで、さまざまなスタイルの最前線を探ります。

そのほかハーレー乗りの定番ヘルメット「TT&CO」の新作紹介や、これからの時期に欠かせないアイテムを集めて紹介する「ハーレー乗りのための雨対策ウエア&ギア」など、今月も盛り沢山な一冊です!!

いま世界的なブームになりつつある「FXR」。そのフレームに現代的な「ツインカム」エンジンを搭載するのはいわば鉄板の手法ですが、その最先端は、エンジンだけでなく足まわりも高性能に仕上げ、ルックスは昔ながらの「フリスコ」にまとめるのがトレンド!!

カスタムショーに足を運んでみると、やたらと「フリスコ」が多い気が……。もしやブームになっているのでしょうか!?　そんな折、フリスコなカスタムコンプリート車が登場。乗ってみるとどうなの!?　というワケで編集部員がフリスコカスタムに乗ってみました

アメリカ西海岸で人気の「パフォーマンスバガー」ですが、そのカスタムの本場で注目を集めているのが日本を代表するカスタムショップ、「ケンズファクトリー」がリリースするバガーパーツです。一体どんなところがほかと違うのか、あらためて魅力を探りました

実はいま、ハーレーのカスタムが最も盛り上がっている国のひとつがタイです。タイのカスタムシーンを牽引する実力派ショップによる超絶カスタムマシンを拝見!!　リジッドフレームのショベルやパフォーマンスバガーなど、その内容は世界でもトップクラス!!

S&S製クランクケースにスピード&サイエンス製の腰上を組み合わせたエンジンをワンオフで製作したフレームに搭載。ほかにも独自に開発したガーターフォークやブレーキシステムなど“フルスクラッチ”で作られた見どころ満載のネオチョッパーも掲載しています

ここ数年で、ブロックタイヤを履いたチョッパーが増えていますが、その要因は日本で開催されるようになったビーチレース人気によるものといえます。そのレースに積極的に参戦している「ハマーサイクル」製作のヴィンテージカスタムも見せていただきました

フロントバンクは「パンヘッド」、リアは「ナックル」、そして腰下は「ショベル」という驚異の一台は、某有名人が所有する一台。これをカタチにできるのは世界的にも屈指のH-Dスペシャリストである「サンダンス」ならでは。究極のハーレーを細部までご覧下さい!!

毎月、魅力的な中古車に注目してとことん掘り下げる連載企画「ちょい旧ハーレー調査隊」には「FXSTBナイトトレイン」が登場。6インチのストレートライザーにドラッグバーを組み合わせたスタイルはまさに人気の「フリスコ」!!　いまこそ注目すべき一台です

出かけたときは日が差していても、途中で雨に降られることも珍しくないこの時期だからこそ、雨対策グッズを準備しておきたいもの。そこで、レインウエアはもちろん、ハイスペックな防水生地採用のウエア、防水のブーツやバッグなどを選りすぐりで紹介します！

納品時期：ご注文から5営業日以内に出荷
配送手数料：無料